
アウグスティヌス・バーダー
大学教授、医学博士、准教授 (MIPT)
アウグスティヌス・バーダー教授は、世界的に認められた生物医学研究者かつ医師であり、幹細胞生物学と再生医療の分野で最も権威のある専門家の一人です。
ドイツ生まれのバーダー教授は、老化や外傷によって休眠状態になる細胞を再覚醒させることに焦点を当て、人体の治癒能力を活性化させて活用する技術の研究開発に30年以上を費やしてきました。2008年、彼は手術や皮膚移植を必要とせずに重度の皮膚外傷を治癒する画期的な創傷ジェル(Wound Gel)を開発しました。アウグスティヌス バーダーのスキンケアにインスピレーションを与えたのは、この革命的な技法です。
バーダー教授は現在、ドイツ、ライプツィヒのライプツィヒ大学で細胞工学および応用幹細胞生物学(Cell Techniques and Applied Stem Cell Biology)のディレクターを務め、家族と一緒に暮らしています。
主な経歴と出版物
- ライプツィヒ大学(ドイツ)、細胞工学および応用幹細胞生物学ディレクター兼教授
- Charles Rosier氏と共にAC Therapeutics社の共同創業者
- ライプツィヒで再生医療に関する国際世界会議を創設。
- 予防医学・再生医学の世界連盟および世界バーチャル研究所の会長。
- 欧州組織工学協会(ETES)の理事。
- 欧州人工臓器学会(ESAO)総裁
- 2002年~2006年、ドナウ大学クレムス校(オーストリア)
- 2008年、フリードリヒ・アレクサンダー大学エルランゲン=ニュルンベルク工学部(ドイツ)
- 2011年~2013年、東西大学(韓国)
- 2013年~2018年、モスクワ物理工科大学(MIPT)生物医学科、准教授
数字が語る実績

起点
医学研究を始めで間もない頃、バーダー教授は中国の上海にあるルイジン病院熱傷センターを訪れ、火傷の犠牲者の治療に当たりました。教授はここで初めて、重度の外傷、その苦しみ、そして火傷に伴う瘢痕の形成を目の当たりにしました。特に子供の場合、厚い瘢痕組織を除去しなければ成長を損なう可能性があるため、通常、何度も痛みを伴う困難な手術が必要になります。
このような生涯にわたる苦しみを取り除く必要性を感じたバーダー教授は、ドイツに戻り、先駆的な存在であるPichlmayr教授の下で臨床臓器移植の分野で研鑽を重ねました。臓器不全、外傷性創傷について研究し、身体の自己治癒能力にまで研究を進めました。
このような経験、外科医としての経歴、そして医療バイオテクノロジーの専門性により、バーダー教授は傷跡のない治癒を実現する治療法の研究に数十年を費やし、皮膚を再生させる画期的な創傷ジェル(Wound Gel)の開発に辿り着きました。

画期的な進歩
2008年、バーダー教授は、細胞レベルで外傷性創傷の自然な自己修復を促進する画期的な創傷ゲル(Wound Gel)を開発しました。糖尿病性の創傷から3度の火傷まで、創傷ジェルは、手術、皮膚移植、または瘢痕修復の必要性を排除し、苦しむ患者に次なる外傷を引き起こしかねない日和見感染を最小限に抑えます。
創傷ジェルは、一連の治癒シグナルを損傷部位に送る働きがあり、損傷した皮膚細胞からの反応を促し、自動的に素早い修復プロセスを促進します。バーダー教授は、厳選された医療専門家のグループと協力し、画期的な再生療法を臨床現場に適用する方法を開発しています。
ブルーボトルの時代
30年以上にわたる細胞修復の研究と、幹細胞生物学、組織工学、再生医療に対する深い理解を基に、バーダー教授は特許技術TFC8®を開発しました。これは、アウグスティヌス バーダーのスキンケア製品に含まれる再生複合体です。
2018年に発売を開始したアウグスティヌス バーダーは、業界最高水準の応用科学に裏打ちされた、科学に基づくプレミアムスキンケア製品です。